久保田一竹美術館

山梨県富士河口湖町にある辻が花染めの美術館。
ちょうど紅葉の時期に訪れることが出来て、
不思議な佇まいの門が見えると、まるでそこだけ絵の中の世界のようでした。
その先の建物もおもしろい造りで、どこか異国にいるような、それでいて懐かしいような不思議な感じ。
館内写真は撮れないので残念ですが、
作品が展示されている本館は、この入り口とはガラッとかわり、
大きな古民家のような内装。千年を超すヒバの木を大黒柱にしてあり、重厚な雰囲気。
そして目に飛び込んでくる、作品の、色。
あったかいけど背筋がスッと伸びるような。
建物の真ん中には高くなった舞台があって、光を浴びたお着物が並んでる。
そして私たちをぐるっと囲む作品の色、色。
先生の作品は、言葉での説明は難しい。
こんな美しい色があったんだなって。
私には表現力が乏しくて言い表せない。
ずっと会いたかったものに会えた!みたいな。フランダースの犬で最後にネロがルーベンスの絵を見れた時、みたいな(笑)
とにかく、そこでは美しい色に囲まれていられる。

奥には先生のお部屋であった場所がカフェになっており、目の前の美しいお庭を見ながらお抹茶をいただける。
ずっとずっとそこに座っていたいような落ち着く空間。
とてもとても素敵な美術館でした。
近くにあったら何度も通うのに!展示の作品も季節によって変わるそうなので、また訪れたい場所です。

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