福井県永平寺町にある曹洞宗の大本山。
道元禅師が開いたこの壮大なお寺は
この場所だけ時が止まったような
静かでも力強い力が漲る場所。
たまたま実家が曹洞宗であったけれど、
仏教の知識も無く、どんな教えかも知らずに過ごしてきたけれど、
永平寺に足を踏み入れると、空気が違って、何だかわからないけれどこれは凄いところに来てしまったと思った。
一心に経を唱える修行僧。笑みも無く真剣なその姿は、少し恐ろしさもあった。
信念って、すごい。
今永平寺の修行僧は150名に登るとか。
見えないその力に圧倒されてしまった。
そしてなんといってもこの建物。古くて荘厳だけれど華美ではなくて、自然に埋もれていて一体している。
ちょうど紅葉の時期に訪れる事が出来たけれど、きっとどの季節も美しいんだなと思えた。
廊下や階段はピカピカに磨かれていて、小学校と中学校で教え込まれた無言清掃を思い出してしまった。
もともとお寺巡りが好きだったけれど、
この建物は特に、理想的な造りだった。
訪れる事が出来て本当に良かった。
my trip.
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